昨日のことで、Sママは今日もずっと悩んでる・・。
そりゃそうだ。
Sママだって、両親の気持ちには応えたいに違いない。
でも、こっちでの自分の仕事も捨てられないんだと思う。

私だってそう。
おじいちゃんおばあちゃんは、きっと、数年後には私が結婚するだろうと楽しみにして、多分・・・初節句、七五三、進学、就職の時のように、色々と用意してくれているんだと思う。

「元気に・・・」
「いい学校に・・・」
「いい会社に・・・」
小さい頃から大きな病気もしなかったし、満点とは言わなくとも、少なくとも“平均点以上”の孫ではあったんじゃないかと思う。
でも、こればっかりは・・・。

明治時代、ひいおじいちゃんのおじいちゃんは、県会議員をしていたらしい。
農地改革や税金で食い潰され続け、今ではここまで縮小してしまったものの、昔は、それなりの家ではあったのだろう。
だから、この家を途絶えさせたくないというおじいちゃんおばあちゃんの気持ちもわかる・・。
でも、Sママの気持ちもわかる・・。

昨日、おじいちゃんがちょっと話していた固定資産税の年額をもとに、大まかな資産額を推定して、それを元に大体の相続税額を試算して、Sママに話してみた。
Sママが一人で相続するという前提だから、控除もほとんど無いのでかなりの金額・・・。
税金を払うために、また色々と売却する必要がありそうです。

S「無理しなくって、いいよ・・。」
無責任な発言だったかも知れないけれど、Sママにそう言った。
親の期待に応えることも大切だけれど、SママにはSママの人生があるんだから。

言ってから思った。
私は、自分を自己弁護しただけなのかも、って。

私だってわかってる。
Sママも、本当は私には結婚して家庭を持って欲しいって思っている事。
でも、その期待には応えられる気がしない。

確かに、結婚は1回くらいはしてみたいかも知れないかな・・?
でも、子供は・・無理。って言うか、私は子供を持ってはいけない人間なんだと思う。

私は、表面上取り繕うことはできても、心からは人の価値観を理解してあげられない。
そして、変に完璧主義なところがある。

自分自身に完璧を求めることは、人道的にもそう間違ったことではないと思う。
でも、それを人に求めることをしてはいけないんだと思う。
弟の進学の時も、私はそれをしてしまって、ケンカになった。

すごく酷い言い方をしてしまうと。
結婚は「相手選び、失敗した!」と思ったら、別れちゃえばいいけれど、子供は「こんな出来の悪い子供、いーらね!」と思っても・・・(以下自粛

私の、いつも通りの、消極的なリスクヘッジ・・・これもその1つなのかな。

読んでくれているお友達の皆さん。
またまたSの嫌な部分を露呈してしまいましたが、どうかこれからもお友達でいてください(懇願

証アナは財務分析の演習問題。

明日はパスポとか、所用を。