「買っちゃう客はただのバカ(=善意の無知)、(クソな商品だと)わからず売るヤツ(=行員)はろくでなし、わかってて売るヤツは人でなし。」

これ、私が実際にエイセキに放った言葉。

銀行員時代、どうにもこうにも解せない商品があった。
掲題↑の商品、ね。
今、どこのBKでも取り扱っているけれど。

営業妨害で訴えられても困るので数式やら詳細は↓(秘密)にしかUPできませんが。

銀行が求めていたのは、上記の例で言うならば“ろくでなし”な銀行員。
何の疑問も持たずに、鵜飼の鵜の如く、首を絞められつつ、ひたすら商品を売りまくる人間。

だから、エイセキにとっては、「正規分布に従うと仮定すると〜(確かにこの仮定自体無理があるとは思うけれど)」とか何とか言って、掲題の商品のバりュ−・アっト・りスクについてウダウダと語った私なんかは目の上の瘤以外の何者でもなかった訳で。

自分なりに算出した、仮定に基づく式を、今まで誰にも検証してもらうことができずにいた私。
当然ながら、自行の商品のリスクを検証するなどという行為であったということもあるけれど、所詮銀行の支店レベルではそういう知識のある先輩がいなかったということ。

今の職場の先輩方にとっては、というか、理系のマスターの方々にとっては、私の考えた式なんかは小学生の算数のようなものだったに違いない。

でも、おかげさまで。
やっと、銀行への卒業論文を完成することができました。
先輩、ありがとうございました。

後刻編集。